今日は私も愛用している幅広帯板を紹介します。
私は、半幅帯が大好きなのですが、現代の半幅帯は幅が広いです。
昔の半幅帯は、約15cmでしたが、現代ものは約16~17cm位が標準です。
平均身長が高くなっているせいでしょうかね~。
幅が広いおかげで問題が一つ。
前帯がシワになるんですよね。
特に現代ものの半幅帯は昔の正絹や綿の半幅帯よりも
化繊でしなりやすいため、座ったり腰を曲げることが多いと、
帯板の線でシワができてしまうんです。
←この線です。
写真は、普通の幅の帯板を一日使った後の写真です。
帯板を、帯の上線に合わせていて、帯板の下線の所で
帯が折れ曲がって跡ができています。
このシワ、嫌なんですーーー(-_-)
そこで私が愛用しているのが、幅広帯板。
まずは幅広の帯板とは、こんなのです。
これだけじゃちょっと
よくわからないですけよね。 (笑)
比べてみると、こんな感じです。
下に置いているのが幅広帯板。
上に置いているのが一般的な帯板です。
2cm位違います。
半幅帯の上に置いてみると幅ピッタリ!
普通の帯板だと、こんなに余ります。
私はこの幅広の帯板に出逢ってからずっとこれを使っています。
この日は、いつも使っていた帯板(2代目)がボロッボロになってしまったので、
(何百回も使っていたら、そりゃ壊れます・・・)
処分して、昔使っていたものを入れてたら、案の定こうなってしまって。
そうだ、この記事を書こう~と思って、うちに帰ってから新しい帯板を入れ、
シワになったところをしごいてみました。
どうです?帯板入れただけでこんなにスッキリ。
新しいうちは、幅が広くて硬いのでちょっと不便に感じることもあるかもしれませんが
(私は、トイレがちょっと不便でした(笑))
使っているうちに柔らかくなって馴染んできますから!
少し傷めつけるくらいの方がいいかもしれません(笑)
名古屋仕立ての名古屋帯では、帯板の方が幅が広くて飛び出てしまいますが、
胴前部分をずらして締める方、
開き仕立ての名古屋帯や袋帯など前の調整ができる帯の時などには有効です。
特に薄手の帯などにおススメですね~。
帯によって使い分けてもいいですね☆
販売はこちらからどうぞ~