8/4に「とりのこいろ」のもりもと先生をお招きして
日本刺繍のワークショップを開きました!
私も、一席いただいて、参加させていただきました。
先生は、少し大き目な木枠を持ってご登場!
なんてリアルなんでしょ!こんなものを目にすることができるなんて。
刺繍をする生地やモチーフの大きさによって、
このような木枠もいくつかサイズがあるのだそうです。
初めは、美しい刺繍用の絹糸(釜糸)を拝見しながら
日本刺繍についてのお話を伺いました。
そして、いよいよ実践。
まずは釜糸に「撚り(より)」をかけます。
「撚り」よいう言葉は、着物に携わっているとそう珍しい言葉ではありませんが、
実際に撚りをかけるという作業は初めての体験です。
意外と、簡単(というと語弊があるかもしれませんが単純な作業)。
糸が細くて全くわかりませんが、手のひらでねじねじ~ってしてます。
そして、その撚りをかけた糸で刺繍をしてみます。
先生が描いた円の中を刺していきます。
日本刺繍は、両手を使って上下に針を渡していくのも特徴。
絹の生地に撚りをかけた糸を通すのが意外と大変でしたね。
(絹の生地の密度が高いため)
真ん中から、右側が撚りをかけた糸、左側が撚りをかけない糸です。
こうしてみると質感が全然違いますね。
うわ~あ、めっちゃ性格がそのまま出ている!(笑)
小学6年生の時に手芸クラブのクラブ長をやっていた人間とは思えない!
もっと隙間がないように詰めていかないといけないんです。
でも見えない生地の下から針を刺すのが結構難しいんですよね。
それと、撚りがかかってる糸は、ふわっとしてないので、ごまかしがきかない。
刺繍って繊細で、根気のいる作業です。
練習が終わったら、好きなモチーフを刺してみましょう!と。
フランス刺繍用の木枠を簡易的にお借りして、各自刺繍開始。
自分で下絵を描いていいですよ、と言われましたが絵心がないので
生地の地紋に沿って、お花を刺繍することにしました。
刺繍に熱中する横で、先生が小技のきいた撚糸の実演もしてくれました。
撚り方や糸の色、太さ(本数)を変えることでいろいろな刺繍糸ができるんですね。
こんな糸で刺繍されているの、見たことないです。
(いや、気が付いていないだけかも?)
制限時間内で出来上がった私の刺繍。なんだこれ(笑)
牡丹の花びら一周で終わっちゃいました。
でも皆さんそんな感じでした。線一本とか。
糸を分けてもらって、お家でやってみてくださいね~、というところで終了となりました。
なんと、私の分は先生が特別に持ち帰って、追加で刺してくださいました!
私が刺した分量より多いっっ!(笑)恐縮ですっっ!贅沢すぎる・・・。
また、後日参加された方から完成させましたとお写真をいただきました。
草履留めを作られたそうです。
やってみて、つくづく刺繍って大変な作業だなーと実感したこいけなのでした。
★★オマケ★★
先生がくださったハートのおせんべい❤
(店の近所のおせんべいやさんで買ってきてくれました)
ワークショップで学んだ「撚り」が役に立ちました!
麻紐に代わる何かちょうどいい紐がないかなーと探していたところ思いつき
木綿の刺繍糸を2色撚って絡めてみたらいい感じの紐に♪
CLOSED看板をリニューアル。
適度な紐を探していました。
撚った糸ってすぐに戻ってしまわないのかな?ってずっと思っていたのですが
(だって糊を付けたりするわけじゃないですし。)
先生に教わった通りにやると、ちゃんと安定して捻られた状態を保ってくれます。
これが一番の目から鱗、だったかな?
いろいろと勉強になったワークショップでした。
もりもと先生ありがとうございました!!
今後は刺繍の着物や帯をもっともっと大事に愛でたいと思います(*^_^*)
ご参加いただいたみなさまもありがとうございました!
また何かやれたらいいなーと思っています!
教えてくれる先生も募集です!素人先生も大歓迎~