私がふだんの着物コーディネートする時に気にかけていることをまとめたいと思います。
もちろん着物のコーディネートに正解はありません。
人によって考え方、感じ方があり、どんなコーディネートでも他人が評価するものではないので、
ここにまとめたことはあくまでも「参考」として考えてくださいね。
少しでもコーディネート初心者の方の参考になればと思います。
またこいけがコーディネートする時のプロセスをまとめた記事(一例)も合わせてご覧ください!
画像は「杏’sコーデ」を使用して作成しています。
コーディネートの練習として遊んでみてくださいね。
【色合わせ】
同じようなトーンは避ける。着物ははっきりとしたコントラストが大事!
洋服と違って反対色で合わせるのがオシャレです。
また、同系色でまとめたい場合には、濃淡で差を付ければOK!
全体がぼんやりしないように注意しましょう。
濃い色同士ははっきりしていればOK。
淡い色同士はぼんやりしがちでちょっと難しいですが
上手にできれば爽やかコーデになります。
【柄の合わせ方】
着物と帯の柄は、「ぶつかり合わない、しつこくならない」が鉄則!
着物と帯、どちらを主役にするかを決めてからコーディネートしましょう。
特に、特定のお花を中心にデザインされた着物の場合は注意しましょう。
お花は避けて葉っぱ系、幾何学、器物、動物などの柄を合わせましょう。
お花の柄でも、モチーフ的なお花やいろいろな種類のお花が入っている着物は
あまり気にしなくてもOKです。
細かい柄同士が重ならないように注意しよう!
細かい柄の着物に細かい柄の帯を合わせるととってもうるさくなります。
細かい柄には、大きい柄か飛び柄、ワンポイントの柄などを合わせるとすっきりします。
(大きい柄同士は問題ありません)
古典柄×モダン柄も意外にオシャレ!色々な組み合わせに挑戦してみましょう!
【帯締め】
帯締め一つで印象はかなり変わります。アクセントになるような色を選びましょう!
着物や帯がカラフルな場合は、着物や帯の中に入っている色から選ぶと
バランスが良いです。
逆に、着物や帯に色数が少ない場合は、ポイントとなるような色合いを追加しましょう!
【帯揚げ】
帯揚げは、帯締めほど目立ちません(スタンダードな着付けの場合)ので、
気負わずに色々な色を合わせてみましょう!
*下の画像ではわざと多めに見せています。
結構帯揚げはフリーダムです。割と何でも合います。
まとまったコーデにしたい、ポップなコーデがいい、
爽やかに、大人っぽく、かわいらしく・・・など
「どういう風にしたいか」を考えてコーディネートすると良いです。
いかがでしたでしょうか?
今回まとめたことは、あくまで初心者さん向けの参考であって、
決まりでも正解でもありません。
ご自分が、これが良い!と思えるコーディネートが正解なのです!( ー`дー´)キリッ
でもなかなかやってみないとわからないですよね。
手持ちの着物や帯を持ち込んでのコーディネート、ご自由に楽しんでいただけます。
もちろん必要とあらば、ご相談にも応じますのでお気軽にお声かけください。
オンラインのシミュレーターでも、ぜひコーディネート遊びしてみてください!
ある日のコーディネートを例に、「どんな考え方でコーディネートをしたのか」
というコーデのプロセスをまとめた記事も参考になさってください。