お太鼓結びって、いろいろな方法が存在します。
私は自分自身が日頃お太鼓結びをしない分、
レッスンで生徒さんに、より簡単な方法をお教えするために、
様々な本やWEBサイト、動画などでお太鼓の結び方を参考に見てきました。
また、「お太鼓強化期間」でお太鼓結びを毎日実践することで、
私なりの本当にオススメの方法が見えてきたのでまとめます。
まずは、一般的に多く紹介されている方法をポイントごとにまとめます。
実際には、このポイントごとの選択肢の組み合わせで何通りもの結び方になっていきます。
始めて覚えた帯結びの方法をそのままマスターされた方は
こんな方法もあるのか!って思うかもしれませんね。
特に自分の習った方法にやりにくさを感じなければ、そのままで良いです。
初心者の方で、どうしてもここがうまくいかないという部分がある場合は
その部分だけ違う方法を試すとうまくいくかもしれません。
【手先の置き方】
A:手先を前から回してそのまま帯を巻き、後から引き出す方法
B:肩に掛けてから巻き、後ろで引き下げる方法
C:肩から下に降ろし、折りたたんで巻いていく方法
【手先とタレ側のふりわけ】
A:結ぶ ←最近はあまり主流でない?
B:ねじる(左右入れ替え)
C:巻いた流れで振り分ける
【 ↑ Cの場合の手先の処理】
A:胴帯に沿わせて前に持ってくる
→帯の上線の上に盛り上がっている部分をそのままにする or 折り下げて真っすぐにする
B:帯の上線に沿って斜め下に折り下げる
【お太鼓を背負う時】
*帯揚げを先にくるんでおくか、お太鼓を背負ってから掛けるかという選択肢もあります。
写真では先にくるんであります。
A:すぐにお太鼓を背負う
→横で帯枕を入れる or 後ろで帯枕を入れる
B:仮紐で一度タレ側を固定する
→半分に折ったまま固定する or お太鼓部分を広げて固定する
→(いずれの場合も)胴幅の真ん中で固定する or 帯の上線で固定する
例 (中)広げて帯の真ん中で固定
(左)半分に折ったまま真ん中で固定 (右)広げて胴帯の上線で固定
こうして固定してから、後ろで帯枕を入れてお太鼓を背負います
【お太鼓の中身の処理】
A:特に何もしない
B:潰す・綺麗に畳む
C:帯枕下に入れ込んで枕の土台にする
【お太鼓の作り方】
A:すぐにお太鼓を作る
B:タレ先の長さを先に決めて仮紐で固定してからお太鼓を作る
この後、手先の入れ方にも選択肢はあると思いますが、あまり重要ではないので割愛します。
いかがでしょうか?
実はお太鼓結びってこんなにたくさんの選択ポイントがあって、
それぞれのポイントでどの方法を選ぶかによって自己流の着付け方法が出来上がるんですよ。
次回のブログでは、普段お太鼓をしないこいけが初心者さんにお勧めする
お太鼓結びについてまとめたいと思います。
画像では、よくわからないという方。
ポイントレッスンで分かりやすく説明いたします。
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