ふだんきもの杏

(こちらの記事は、アメブロで以前に記載したものをリニューアルして載せています。

 画像が少々粗い場合がございますが、ご了承ください。)

 

 

 

前に、手ぬぐいで涼しいなんちゃって衿を作りましょうって記事をアップしました。
あれは、面倒な半衿付けとかしなくていいもので、超初心者さん向けなのですが、
手ぬぐいじゃなくて、無地の布で作れば、あれを地衿にして、好きな半衿を付け替えて、
ってことも、もちろんできます。

今日紹介するのは普段私が使っている美容衿。
一般的な美容衿は衿だけですが、身頃が少しだけあるので、着崩れしにくいことと、
衿をたっぷり見せるための工夫がしやすいということで、重宝しています。

一般の美容衿と、半襦袢のいいとこどりって感じです!なのでハイパー・・・(笑)

 

基本的にざっくりテキトウに、簡単に作るという趣旨で説明していますので、

きっちりと作りたい方はアレンジしてくださいね。


完成品はこちら。
あ、わかりやすいよう黒糸でわざと縫ってありますので・・・

o0400053313022385011

 

 

ではでは写真たっぷりでお届けします!

 

サラシは3m弱あれば良いです。
150センチくらいをまずカットします。これは衿になります。
残りを120~130センチくらいにカットします。身頃になります。
ちなみに、サラシはハサミで切るよりも、切込みを入れて思い切って裂いた方が

まっすぐ切れてホツレも少ないですよ。

タテ、ヨコにまっすぐ切る時はオススメです。

t02200165_0533040013022285728

 

 

 

【1、身頃を準備する】

短い方の布を半分より少し(10センチくらい、適当でいいです)ずらして畳みます。
長い方を上に。

t02200293_0400053313022266844

 

 

 

上に置いた長い方の布を端から折り返しまで半分の幅で裁断します。

(*幅の中央で5センチほど切り込みを入れ、裂きます。)
この半分にしたのが前身頃になります。

o0533040013022293586

 

 

裂いた先のところから左右に約10cm切り込みを入れます。

(ここは勢いで切りすぎると困るのでハサミで裁断します。)
T字になります。
その両端を「衿肩あき」と言います。

o0400053313022285729

 

 

写真のように衿肩あきから、上前身頃の先に向けて三角になるように畳みます。
手アイロンでしごいて折り目をつけます。

(布の向きを横にしました)

o0533040013022285730

 

アイロンをかけなくても手でしごけば折り目が付きます。

o0533040013022285731

 

 

折り目に沿ってハサミでカットします。

ここはバイアスなので、絶対に裂いてはダメです!
左右両方カットして身頃の準備ができました。

o0533035313022300354

 

 

【2、衿を準備する】

 

ちなみに衿は2パターンあります。
(A)しっかりとした衿を作りたい方は広幅で、(B)薄くて涼しい衿が良い方は、半分の幅で作ります。

共通して、衿幅はお好みですが一般的に5~7センチ位です。

まずは(A)のしっかりタイプ。
広幅を3等分してたたみ、3分の1の幅にします。

 

t02200165_0533040013022293587 t02200165_0533040013022293585

 

これをさらに半分に。もともとの幅の6分の1になりました。

t02200165_0533040013022293588

 

◎これだと少し地衿の幅が広くなります。
調整したい場合は、最初に3等分する際に、内側のミミを折り返して畳んで調整します。

余りの部分は畳んでそのままでも良し、裁断しても良し。

t02200165_0533040013022300353

 

 

(B)涼しいタイプの場合は、まず衿用のサラシを半分の幅に裂いてカットします。
カットしたうちの一枚は使用しません。

最初に半分に折り、手アイロンで筋を付けます。
一度開いて両サイドを内側に折り返します。

自分で衿幅を決め、余りを折り返してください。

 

o0533040013022320125

もう一度半分に畳み戻して出来上がりです。

 

 

どちらの方法で作っても完成の見た目は同じ!

o0533040013022320128

 

 

 

【3、合っっ体!!!】

 

さー、合体です!!!

後ろ身頃が手前に来るように、身頃を置きます。衿は開いているほうが手前。
わかりやすいようマジックで中心のしるしを付けてありますが、つけなくても良いです。
両方の中心を付き合わせます。

o0533040013022348957

 

衿を開いて、後ろ身頃の中心をを少しずらして衿に乗せます。

1cmくらい被るように。ちょっと無理やりな感じです。

o0533040013022348958

 

そして開いていた衿を戻します。 身頃をぱくっとくわえるイメージ。

そして中心にマチ針を留めます。

o0533040013022348959

 

さらにその横にも一つづつ。5センチ間隔くらいで。

o0533040013022348960

 

ここが一番難しいですが、向こう側(奥)に置いていた前身頃を手前にスライドさせて

衿肩あきから前身頃のラインをまっすぐにします。
角になっているのをまっすぐにするんです。無理矢理です。
角になっている衿肩あきのところは布を畳む感じです。

o0533040013022368270

 

 

まっすぐにしたら、中心と同様に衿でくわえるように挟んでいきます。

だいたい1センチくらいが中に被さるようにしてください。

o0533040013022368271

 

 

衿肩あき(肩山)のアップです。

o0387036613022368269

 

衿肩あきを挟むように2か所縦にマチ針を留めます。

さらに衿肩あきがずれないようにクロスするように横に留めます。

t02200165_0533040013022368272 t02200165_0533040013022375114

 

 

ここまでできればあとは楽チンですよ!
衿肩あきから衿先までマチ針で留めます。

o0533040013022375117

 

反対側(下前)も同様に、衿と身頃を合体させてマチ針で留めます。

o0400053313022375116

 

ここまでできたら、あとはザクザクと縫っていくだけです!

写真では黒糸で縫っていますが、白い糸で縫ってくださいね。

衿と身頃の重なっている部分を片端から縫っていきます。

ちょっとくらい曲がっても大丈夫です。

衿(表)、見頃、衿(裏)がきちんと一緒に縫われていればOK♪

o0533040013022375115…結構縫い目があっちこっち向いてますw

 

衿の先っちょから先っちょまで縫ったら完成です★

 

o0400053313022385011

 

切りっ放しにしてますが、気になる方は三つ折り等の処理してください。

t02200293_0400053313022385013

 

衣紋抜きや紐通しなど付けたい方はアレンジしてください。
私は直に紐を付けちゃいます。

t02200293_0400053313022385012 t02200293_0400053313022385014

 

 

 

私はこの美容衿をいくつか作って使っています。

5月くらいから10月くらいの暑い時期に大活躍です。

単衣や浴衣に合わせて、暑さ対策しています。

絽や紗の夏着物では透けてしまうので、ご注意くださいね。

 

冬でも、アンティークなど袖丈が合う襦袢が無いときはこれ!

そもそも袖がなければ、「合わなくて困る」ことはないですから♪

 

とっても簡単なので、ぜひお試しください~~(^▽^)/

 

 

 

簡単な半衿付けの記事もご覧ください☆

 

 

webショップ
ふだんきもの杏
ふだんきもの杏