3Dプリントってご存知でしょうか?
立体物を撮影して、それをそのまま立体の人形を作る技術です。
婚礼衣装で3Dプリントをやってみたいと言い出した彼。
まぁまぁのお値段はするのですが、変わったことに挑戦するのは好きです。
一生に一度のことですし結婚式で飾れたらいいなーと思いOKしました!
撮影当日はひどい雨で(秋の台風が近づいていた時です!)
荷物を持って行ってその場で着替えさせていただくことに。
雨の中原宿から15分ほど歩いて付いた場所は
「Doob 3D Technology」ドゥーブ3Dテクノロジーさん。
(興味ある方はリンクを覗いてみてください)
ガラス張りのオフィス(お店)には等身大のお姉さん!
そして、実際にプリントしてもらうサイズのお人形たち
リアル!!
3Dプリントって一体どうやって作るんでしょう!?
まずは、この六角形?八角形?なお部屋に入って撮影をします。
近未来的なハコです。
中にはたっくさんのカメラが装備されていて、360度撮影をします。
撮影は、2人の場合、一度2人で撮影した後、同じポーズで1人づつ撮影。
実際にはこの1人づつのデータを元に、2人を合体させる。
手をつないだりした場合は、1人の時もそのポーズをするんです。
別々に撮った手をつないだ形の手を後で組み合わせるってどういうことでしょう!?
もう、スゴイ技術としか私には表現できません。
1人づつから2人に合体させたデータを作るまでが大変なのでしょう、きっと。
そしてデータを機械に送ると立体の模型が出来上がるのだそうです。
素材は石膏で、色付けなども機械によって全て行われるそうです。
細かいところを修正しながら何度も撮影していただき、
プロのこだわりを感じました。
内部で取ってもらったオフショットです。
後ろに見えている黒い四角が全てカメラ。
これが四方八方にあるんです。
近未来的で、撮影の度に魂が抜かれてしまいそうでひやひやしたのは
私だけでしょうか。
私の着物は、前撮りで着た着物です♪
さて、こうして撮影から約2週間待って届いた完成品は!
うわぁーーーそのまんま!
着物の柄までしっかり再現されていて驚愕です!
全体的に、色味は薄い感じというか白っぽい感じの仕上がりです。
こればっかりは仕方ないですね。
360度、完璧な再現。
帯に結んでいた飾り紐やしごきなどもちゃんとしてます。
心なしか、首が長く、顎もすっきりしています??(笑)ありがたやーw
そして顔が2割増し?
彼に至っては、実際よりもいい表情をしていますw
えくぼなんかも表現されていますよー。
部分的に紹介すると・・・
模様は、少しぼんやりするものの、かなりの再現率。ここまでとは驚きです。
実は、この3D人形は、サイズがいくつかあって、15cmから作っていただけるのですが、
この細かい模様がはっきりするのは20cm位からだと言われたので、
そこはちょっとこだわってみました。
ほぼ10分の1サイズのフィギュアです。
袴のひだも、なんのその。
一体どうやって色付けをしているのでしょうか・・・スゴイ技術です。
髪飾りは、なかなかの鬼門でして、
羽根は再現できないこと、細いネットが邪魔でできれば外してほしいと言われました。
再現できないのは構わないですが、ネットを外すことはできないし、
でもネットがかかってるとその部分がおかしなことになるかも・・・と言われ
もうどうなるかは全くわかりませんでしたが、
恐らくスタッフさんが上手に画像加工をしてくださったんでしょうね。
ネットの影響は全くなく、かなりいい感じにできています。
そして、爆笑した私の帯周りの小物。
か、かまぼこがっ!カニかまぼこが提がっているッッ・・・!爆笑です。
小さい方は、明太子かなっ(笑)
これ、懐剣と末広の房なのですが、細い紐がネットと同様再現できないため
明太子が浮いて見えるということになってしまいました。
まあ、これは仕方がないですね。もう少し紐を巻いておけば良かったです。。。
そんなこんなで、世界に一つだけの思い出の品が出来上がりました。
予想以上のクオリティーでとても満足しています。
お値段は結構しましたが、お値段なりの記念品となりました☆
結婚式で飾っていたら、好評でした!
父や叔父も興奮していました(笑)
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