半幅帯のアレンジ結びのページをとてもご注目いただいています。
ありがとうございます。
ぜひお一人でも多くの方にマスターしていただきたいと思います。
今回は「短い帯」「長い帯」という曖昧な部分についてまとめます。
本当は自分で色々試してMYベストを見つけてほしいのですが、
いきなりは難しいと思いますし、アレンジシリーズというより
この結び方にはこの長さ、とわかっていた方が良いと思いました。
ちなみに小難しいこと考えるのが苦手な方は、フィーリングでやってください!
理論的に整理して理解したい方におススメです。
何cmの帯、と明示していないのはその人の体型によって
帯が長いのか短いのか変わってくるからです。
帯結びの本を見ながらやってみたものの、短くてできなかったという
ぽっちゃり代表小池の経験からくるものなのです・・・(笑)
おおよそですが、ぽっちゃり代表小池の場合と、
和装ボディ(標準体型)の場合で示してみます。
では長さと結びの相関図です。
近い方の体型を参考に、あとは調整してみてください。
調整というのは、ちょうちょ結びをした時に
たれが短い場合には手先を短くし、または全体を小さめにし、
たれが長い場合には手先を長くし、または全体を大きくするということです。
標準 |
ぽっちゃり |
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360cm |
お花結び 5枚立て矢(小さめ) 5枚枝垂れ(小さめ)
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お花結び(小さめ) |
380cm
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6枚リボン(小さめ) 5枚立て矢 5枚枝垂れ
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お花結び 5枚立て矢(小さめ) 5枚枝垂れ(小さめ) |
400cm |
6枚リボン(大きめ) 7枚リボン(小さめ) 6枚立て矢 5枚枝垂れ(大きめ) 6枚枝垂れ |
6枚リボン 5枚立て矢(大きめ) 6枚立て矢(小さめ) 5枚枝垂れ |
420㎝以上 |
7枚リボン(大きめ) 6枚立て矢(大きめ) 6枚枝垂れ(大きめ) 変わり文庫風(大きめ) |
7枚リボン 6枚立て矢 6枚枝垂れ 変わり文庫風 |
ちなみに、同じ長さの帯でも柔らかい帯はよく締まるのでより長く、
硬い帯はかさばるのでより短く感じます。
基本は手幅6つ(約90㎝)を手先に取ります。
6枚羽根のリボン結び 7枚羽根のリボン結び
手先は手幅6つ(約90㎝)~7つ(約105㎝)、帯の長さに応じて。
5枚羽根の立て矢風 6枚羽根の立て矢風
文庫風は見せ方を変えたものですので、立て矢風に準じます。
変わり文庫風
長尺帯で羽根を長く取って
垂れ下がるように。
結び方は6枚羽根の立て矢風です。
手先は手幅6つ(約90㎝)~7つ(約105㎝)、帯の長さに応じて。
5枚羽根の枝垂れ結び 6枚羽根の枝垂れ結び
手先は手幅6つ(約90㎝)。どうしても短い場合は5つで小振りに。
リボンのせアレンジに長さの制限はありません!
上に出したときに残ったタレでリボンを作ります。
なのでここでは割愛します。