発送は月・木曜日に行っております。
(天候不良等により翌日に変更になる場合があります。)
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お太鼓結びって、いろいろな方法が存在します。
私は自分自身が日頃お太鼓結びをしない分、
レッスンで生徒さんに、より簡単な方法をお教えするために、
様々な本やWEBサイト、動画などでお太鼓の結び方を参考に見てきました。
また、「お太鼓強化期間」でお太鼓結びを毎日実践することで、
私なりの本当にオススメの方法が見えてきたのでまとめます。
まずは、一般的に多く紹介されている方法をポイントごとにまとめます。
実際には、このポイントごとの選択肢の組み合わせで何通りもの結び方になっていきます。
始めて覚えた帯結びの方法をそのままマスターされた方は
こんな方法もあるのか!って思うかもしれませんね。
特に自分の習った方法にやりにくさを感じなければ、そのままで良いです。
初心者の方で、どうしてもここがうまくいかないという部分がある場合は
その部分だけ違う方法を試すとうまくいくかもしれません。
A:手先を前から回してそのまま帯を巻き、後から引き出す方法
B:肩に掛けてから巻き、後ろで引き下げる方法
C:肩から下に降ろし、折りたたんで巻いていく方法
A:結ぶ ←最近はあまり主流でない?
B:ねじる(左右入れ替え)
C:巻いた流れで振り分ける
A:胴帯に沿わせて前に持ってくる
→帯の上線の上に盛り上がっている部分をそのままにする or 折り下げて真っすぐにする
B:帯の上線に沿って斜め下に折り下げる
*帯揚げを先にくるんでおくか、お太鼓を背負ってから掛けるかという選択肢もあります。
写真では先にくるんであります。
A:すぐにお太鼓を背負う
→横で帯枕を入れる or 後ろで帯枕を入れる
B:仮紐で一度タレ側を固定する
→半分に折ったまま固定する or お太鼓部分を広げて固定する
→(いずれの場合も)胴幅の真ん中で固定する or 帯の上線で固定する
例 (中)広げて帯の真ん中で固定
(左)半分に折ったまま真ん中で固定 (右)広げて胴帯の上線で固定
こうして固定してから、後ろで帯枕を入れてお太鼓を背負います
A:特に何もしない
B:潰す・綺麗に畳む
C:帯枕下に入れ込んで枕の土台にする
A:すぐにお太鼓を作る
B:タレ先の長さを先に決めて仮紐で固定してからお太鼓を作る
この後、手先の入れ方にも選択肢はあると思いますが、あまり重要ではないので割愛します。
いかがでしょうか?
実はお太鼓結びってこんなにたくさんの選択ポイントがあって、
それぞれのポイントでどの方法を選ぶかによって自己流の着付け方法が出来上がるんですよ。
次回のブログでは、普段お太鼓をしないこいけが初心者さんにお勧めする
お太鼓結びについてまとめたいと思います。
画像では、よくわからないという方。
ポイントレッスンで分かりやすく説明いたします。
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コーデまとめです。
渋いんだか派手なんだかわからない着物です。初おろし!
菊のようですが柄が大きすぎてナゾです。 久しぶりにお花結びにしました。
朝からいつもと違う作業があり緊張してなのか眉毛を描き忘れ、寝癖は直してない…(笑)
太めのラインに強めのつけまつげしてるので、眉毛描き忘れると
ひと昔前のヤンキーのようです。半分しかないっ!
そしてこの着物は2回目だけどやっぱりダメだ、地味で似合わない。・・・なんだか散々な日。
アンティークの付下げ。
クリーム色からの紫ぼかしってさすがアンティークって感じがします。
白っぽい着物が続いています。
古典的な型染めの着物。 少しはお上品に見えるかしら?(笑)
なんだかよくわからない模様の着物。
集中して見たら何か浮かんできそうな感じですが、全然見えてきません(笑)
かなり個性的です。
少し冷えそうだったのでウールにした日!
りぼんは後ろで結んでりぼんonリボン
ウルトラマリンのりぼん新柄です!
あんこ姉さん
アンティークガーリーちゃん♫
可愛らしい小紋縞です。
杏’sりぼん新柄です!
派手すぎて嫁に行けない道行が主役です! 着物はアンティークのお召。
なんとも凄い色使いの壺垂の模様。
ハロウィンにどうかしら?
あんず姫です。
アンティークの素敵すぎる黒留袖。
カジュアルにまとめてパーティー仕様にしました♪
アンティークのフォーマルって本当に素敵なものが多いです。
抽象柄のお着物にち江すさんコラボのりぼんを合わせましたー!
とってもモダンで素敵な色使いのお着物です。
ふだんきもの杏ではお客様のお声を募集しています。
詳しくは↓↓↓
コーデまとめです。
お太鼓強化期間を無事終了しました。
いつも通りの半幅ヘビーユーザーに戻ったこいけです。
いやぁーらくちん!
寒いのでパーカー着よう! →お太鼓合わないじゃん… というわけで
お太鼓強化期間は昨日で終了したことにしました。
胸の奥にはど根性ガエル…ならぬ、ど根性ネコ&クマ
アンティークの付下げ
もりっと菊唐草に羽織は花唐草
朝から一日ずっと調子が悪かった日。
そんな日は「必殺★帯巻くだけ!」
朝、時間がない時いつもやっています。 (いつもはお店で結びなおしています。)
帯を巻いて帯締めと杏’sりぼんで抑えるだけ。
しかし緩いのでお出かけにはおススメしません(笑)
アンティークの銘仙。
きらきらした感じの模様がお気に入りです。
この日も「必殺★帯巻くだけ」発動してしまいました。
一度カミングアウトするとハードルが下がり「結び直さなくてもいっか」と思えてしまいます(笑)
寒かったのでニットパーカーにウールきもの、さらに杏コートと着込んでまるでドラえもん。
あんこ姉さんです。
アンティークのお召。
とっても素敵なのですが、胸にすこーーしシミがあるので低価格コーナー在籍中。
染めかと思うほどの緻密な織りです!
綺麗なブルーに木立と葉っぱ。
私には深海の珊瑚とお魚に見えます。 ⇦妄想女子。
続いてあんず姫。
凄い着物が入ったので着せたくなりました。
ぎらぎらな帯を合わせつつ、小物はカジュアルでパーティー仕様♪
もっとギラギラしてない洒落帯で普段使いも素敵~☆彡
おぉ、今度は姫らしいお着物!
かわいい小紋柄の中振袖です。卒業袴にもおすすめですよー(#^^#)
袖が気になるなら詰めれば普段の小紋として使えます。
ふだんきもの杏ではお客様のお声を募集しています。
詳しくは↓↓↓
もう何日も経ってしまった方もいますが、
杏でお求めいただいたお着物たちをお里帰りさせて下さった3組のお客様たちです。
皆さま良く足を運んでくださっている方たちです。
まずは羽織とお着物を合わせてくださったお客さま。
前回、なかなかお嫁に行けなかったお着物を気に入って下さり感激でした!
羽織もヘビロテのようです♪嬉しい~(*´ω`)
素敵な型染めのお着物。サイズ小さめでしたが上手に着てくれています。
良かったねぇ~~
続いては、お求めいただいたモダンな化繊のお着物のお客様。
以前にも素敵なアンティークのお着物をお召しになっていてオシャレな方です。
この日は夜までお出かけされるとのことでしたがかなり寒い日でしたので
新たに羽織をお求めいただき、杏’sりぼんにも興味を持って下さったんです!
最後もご常連のお客さま。
低価格コーナーから掘り出された可愛いウールのお着物。
背の高い方ですが、裾にレースを足して可愛くお召しになっています!
杏’sりぼん(この日はち江すさんとのコラボりぼん)もいつも愛用してくださってます。
こうしてお求めいただいたお着物や羽織でご来店いただけることは
店主としては「気に入ってもらえたんだなぁ~」と実感できてとても嬉しいです。
お里帰り、どしどしお待ちしておりまーす!!\(^^)/
ふだんきもの杏ではお客様のお声を募集しています。
詳しくは↓↓↓
SNSをご覧くださっている方はご存知かと思いますが、
2月に入ってから、お太鼓強化期間を設けておりました。
初日、2/1。レッスン以外でお太鼓をちゃんと背負うのは多分7~8年ぶりです。
なぜ急にそんなことを始めたのかということから。
私は半幅帯が気楽で大好きなので、フォーマルでの二重太鼓以外は
ほぼ99%くらい、半幅で過ごしてきました。
ごくごく稀に、この帯↑で銀座結びをすることもありますが、お太鼓はしない。
もちろん、私は一級着付け講師の資格を持っておりますから
お太鼓を締めることはできますし、昔はお太鼓背負ってました。
日々、半幅帯を結び続けてきた結果、オリジナルのアレンジ結びが生まれたわけですが
半面、お太鼓結びに関しては「最低限度」のことしかわかりません。
慣れているからこその裏技やコツが、お太鼓結びに関しては持ち合わせていないのです。
レッスンでは、私が習った結び方を基本にお教えしていましたが
初心者のお客様がうまくできずにいると、いろんな着付けの本を見て
他の方法を提案などしてきました。
(慣れていないからこそお客様目線で柔軟に対応できたということでもありますが)
私はいつも、少しだけ、不安でした。
お客様がこれで本当にうまく結べるようになるのかな?これが一番いい方法かな?と。
そして、吉祥寺に店舗を構えたのち、幸か不幸かお着付けのお問い合わせがとても増えました。
そこで私も一度お太鼓に真剣に向き合わないといけない!と思ったわけです。
2回目。1回目も2回目もブランクは感じずわりとうまくできました。
私は名古屋帯を2本しか持っていません。
1日目に締めたのは、5年ぐらい前に自作したリバーシブルで自分のサイズで作ったもの。
2日目に締めたのは半年くらい前に偶然出会った長尺帯。名古屋仕立てなのに4m越え。
まさに私の為に仕立てたようなもの!(私でも長すぎます(笑))と思って、
レッスンの時に使用するために自分用としました。
そう、前のお店に勤めていたころから、ぽっちゃり着物女子だった私は
ちょうど良い名古屋帯がなかなか見つからなかったんです。
今よりはもう少しスマートでしたけどね。
それが、お太鼓をしなくなった要因の一つなんですよね。
まだ着物を初めて3年ぐらいだった私は、工夫するという考えはなく
【自分に合う帯を探す】→【合うものがないからやめる】という発想でした。
同時に半幅帯の多様性に引き込まれていき半幅ONLYになっていったわけです。
実際今も、半幅が結べりゃあそれでいいじゃんとは思っています(笑)
とはいえ、お太鼓が着物の基本と思っている方も多いですからね。
この7~8年、それなりに着付け本やネットサイト、動画などを見て知識としては
いろいろな方法を見てきました。
お太鼓って意外と教える人によっていろいろな方法があるんですよね。
手先の置き方から、結ぶか結ばないか、お太鼓の背負い方、お太鼓の中の処理
タレの決め方などなど・・・
また短い帯を上手に結ぶ方法なんかもあります。
長くなりましたが、今回の目的は、そういった知識を実践してみて
「こいけのおススメのやり方」や「帯の長さの限界」を、見つけることだったのです。
さて、2本しかない自前の帯を使ってしまったのでここからは、商品を拝借しております。
販売、してます❤ (宣伝)
3日目。少し短い帯に挑戦!
お太鼓をしていた当時、最低限必要と思っていた長さよりも約20cm短い帯でした。
(実際今の体型だと30cmかも?)
通し柄でしたので、手先もお太鼓もギリギリでしたが、十分結べることがわかりました。
個性が強いと思っていた紬地の名古屋帯。意外と素敵でしたよ。(宣伝)
4日目。3日目と同じくらいの長さのポイント柄。
やっぱりポイント柄は融通が利かないので、短いと手先が足りません!
手先がお太鼓の中の半分までしかカバーできませんでした。
でも見た目にはほとんどわからないですよね。
横からお太鼓の中を見たときに手先で隠せてないのが見えてしまうくらい。
古典柄、切り嵌めのお太鼓はネットで割引価格になっていますよ~。 (宣伝)
5日目。「お太鼓から背負う」方法でお太鼓に挑戦しました。
長さ的には、4日目と同じくらい。
新しく入荷したアンティークの帯です。(宣伝)
私は、着付け講師の資格をいただいたときに、改良枕という枠の付いた枕を使用した帯結びを習いました。
当時から、お太鼓が手結びできるなら、改良枕なんて必要ないじゃんって思ってましたが
まさか短い帯にそれが活用できる日が来るとは!
しかも、改良枕がなくてもできるんですよね。
いろいろ動画で研究していた時に、お太鼓を先に背負ってから胴に2周巻くというものを見て、
実際その動画のように2周巻くと六通やポイントの帯だと無地部分が表に出ちゃうので、
無地でもいい人か、全通の帯(例えば博多献上の帯とかそうですよね)しか使えないというものでした。
私はそれを見て、改良枕がなくてもお太鼓から背負う方法が有効なこと、
胴から手先の使い方は当時習った方法でやれば前の柄もちゃんと出るなと思いました。
まあ、この動画を見たときはイメージしただけで実践はしてなかったんですけどね。
ちゃんとした帯持ってなかったし。
そんなわけでこれが初めての実践だったんです。
改良枕で教わった時からそうでしたが、この結び方の問題は緩みやすいこと。
なにしろ、お太鼓背負って後は巻くだけ。なので緩まないようにするのにちょっとコツがいります。
この日は、なんとかそれっぽく見えるように仕上がりましたが、やっぱり胴帯は緩かったです。
帯締めでぎりぎり何とかなっているけど、緩くて下がってきちゃってました。
6日目。5日目よりさらに少し短い帯です。
こちらも新しく入荷したアンティークの帯。(宣伝)ショッキングピンク!!
このお太鼓から背負う結び方。
簡単に言うと、お太鼓を背負って枕を固定したら、帯を一周巻きます。
前柄の調整もこの時できます。
そして残りは手先としてお太鼓に入れる分だけ残して折り畳んで中にしまいます。
あとはお太鼓を作っていつも通り手先を入れる。
個人的には、すごく簡単に思いました。
柄位置の調整もしやすいし、お太鼓の中がぐちゃぐちゃすることもないんです。
緩まないようにコツをつかむとむしろ楽な気がしてきました。
難点は、胴前が1枚だけなので、2枚をずらして幅出ししたり玄人感出したい人にはNG。
あと余った帯を折り返すので(イメージは貝ノ口系で巻いてきた帯を中に入れ込むあの感じ)
長い帯(というか標準的な帯)だと入れるのが少し大変?
むしろ短い帯ほどやりやすいです。
というわけで7日目は激短帯に挑戦!
315cmという、普通の体型の方でも恐らく短いと思う帯。
黄変ありですが、目立ちませんので絞り好きさんにおすすめで~す(宣伝) ←というかそれ私(笑)
そう、この結び方ならば、胴に1周+手先に入れる分(半周くらい)があればいいのでかなり短くても余裕!V(^^)v
帯締めを締めるまでに緩まないようピンチで留める場所やタイミングなど掴めてきました。
たったの7日間でしたが、毎日実際に結んでみることで私自身も自信がつきました。
あと、しっかりと身に着けたことって何年かぶりでも結構ちゃんとできるなってことも。
今まで私にお太鼓を習った方で、いまだに上手くできない方は、無料でランクアップレッスンしますので
お問合せ下さいね。
お太鼓の細かなポイントやお太鼓から背負う結び方など改めて詳細をまとめたいと思っていますので
どうぞお楽しみに~。